後ろアヒージョ前ピラフの腦内

やだ覗かないで…。

【無いお店】こんなお店、欲しくない?

まだこの世に存在していないけれど、「え、こんなお店ほしくない?」ていうお店

 

あったらいいのにだーれも創ろうとしない【無いお店】についての僕の脳内です。

 

すでにあるお店

46億年。この地球上で人類は、今までに相当多くのモノ(ここでいうモノとは実体のある物質のこと。)を作り出してきました。

机に消火器、チキンナゲットにポリエチレンテレフタレート、ビスケットにクッキーにサブレにクラッカー…。数え上げればきりがありません。

 

そう。つまり、モノがあるのと同じ数だけ、そのモノを売る「お店」があるのです。

家具屋に防災器具屋、〇ンタッキーにナ〇コ、ビスケット屋さんにクッキー屋さんにサブレ屋さんにクラッカー屋さん…。こちらも数え上げればきりがありません。

当たり前です。

だから世界にはたくさんのお店があります。

 

金で買えるのはモノだけか

じゃあお金で買えるのはモノだけなのか?いいや違うはずです。

僕はそうは思いません。

 

  • 好きなあの子に振られた、青春の酸っぱい記憶
  • 親が厳しくてできなかった、ちょっとした悪戯
  • 浮気された憎しみ、寝取られた妬み、不倫された嫉み
  • 何でもできる人が自分に抱く、とめどない優越感

 

お気づきでしょうか。

そう。僕が作りたい「お店その1」が売るのは

 

 

 

感情。

 

 

 

「感情」を商品化するという、新しいお店のかたち。

たしかにサービス業という業態はあります。彼らもまた、モノを売りません。情報や快適さなどの、実体のないものを通してひとびとの欲求をアシストするのです。そうです。アシストなんです。ぼくの創りたいお店は、

 

「感情をダイレクトに売る」んです。 

物売りともサービス業とも違うんです。

 

無いお店

さて、ここからが僕の構想です。

 今日は僕が作りたいお店を1つ、ご紹介しましょう。

店名はこちら。

 

背徳館

 

商品とするのはずばり「背徳感」

 

子供の時は勇気が出なかったあの悪戯も。

普段はマナーに縛られてできない横着も。

会社の嫌な上司にしたいけど立場上できないような仕返しも。

最愛の人を奪ったあいつに対する、法律に触れちゃうあんな復讐も。

 

普段はできないあんなことやこんなことができるお店をつくり、お客様に恍惚の背徳感を楽しんでいただくのです。ストレスは発散し、セックスや大麻に負けるとも劣らない快楽を得られることでしょう。

 

些細な悪ふざけから大胆な悪行まで、各種取り揃えてお客様のニーズに的確に応えたいと思っております。

背徳館についての詳しい内容はまた後日。

 

ということで。

人々は何のためにモノやサービスを買うのか。それを買うことで快適な暮らしができる、楽しい日々が送られる、感動したいなどなど…。

根を深く掘り進めていけば、いずれ感情という地盤にぶち当たります。人が本当に求めているものはemotionなのです。エモさです。

 

だったらその「感情」を直接売ればいいのです。

 

背徳館のメニューなどの詳しい情報や、あったらいいなと思う

【無いお店】についてはまた随時更新していきたいと思います。

 

大腿骨。